人生観を変えるジェンダー講座【知識編】

「知識編」では、研究やデータを元にしたジェンダーに関する基礎的な知識の共有を行います。全10回の講座では、前半に講師がテーマ別に知識の共有を行い、後半は参加者全員でディスカッションを行います。議論しながら自分の中に落とし込んでいくプロセスを重視しているため、受講生同士のディスカッションの時間を大事にしています。知識を学ぶことにより、世の中の「常識」を疑う視点を持ち、自分の中のバイアスに気づいたり、自身の持つもやもやした感覚や経験などを整理・言語化したり、社会の問題を構造的に見て分析する力を養うことを目指します。また、ジェンダー問題に関して仲間とともに気軽に語ったり、お互いに知恵を出し合ったりできる場を作ります。知識を共有するだけでなく、講座終了後もともに学び、連帯しあえる関係性作りを、講座内でデザインしていきます。

知識編で得られる10のこと

  1. 1. ジェンダーに関する基礎知識や用語を学ぶことができる
  2. 2. 全10回のテーマ別の講座を通じて、ジェンダー論の基礎知識を網羅的に学ぶことができる
  3. 3. 日常の中に潜んでいるジェンダー問題に気づき、世界の見え方が変わる
  4. 4. ご自身が持つジェンダーにまつわるもやもやを、知識と結びつけることで言語化できる
  5. 5. ジェンダーに関する話題を、気軽に話し合える仲間を作ることができる
  6. 6. 自分のことを大事にできるようになり、自己肯定感が高まる
  7. 7. 自分の中のジェンダーバイアスに気づき、物事を批判的に見る視点を養うことができる
  8. 8. 自分の持つ問題意識を、安心安全な場で共有することができる気軽に話し合える仲間を作れる
  9. 9. ジェンダーの知識を得ることで、無自覚のまま人を傷つけたり差別的な行動をするリスクを回避できる
  10. 10. 自分の人生を、より自分らしく生きるための土台を築くことができる

講座概要

   
講座回数

計10回(約5ヶ月)

開催日程
知識編全10回 日曜10時〜12時
  • 回数
    開催日
  • 1回目
    2024年4月14日(日)10時〜12時
  • 2回目
    2024年4月28日(日)10時〜12時
  • 3回目
    2024年5月12日(日)10時〜12時
  • 4回目
    2024年5月26日(日)10時〜12時
  • 5回目
    2024年6月9日(日)10時〜12時
  • 6回目
    2024年6月23日(日)10時〜12時
  • 7回目
    2024年7月7日(日)10時〜12時
  • 8回目
    2024年7月21日(日)10時〜12時
  • 9回目
    2024年8月4日(日)10時〜12時
  • 10回目
    2024年8月18日(日)10時〜12時
カリキュラム
  • 講座回数
    講座内容
  • 1回目

    「ジェンダーとは」

    初回では、これから10回の講座をともにするメンバー同士の自己紹介と、そもそも「ジェンダー」とは何かについて学びます。今後学んでいく上の、大前提について共有していきます。

  • 2回目

    「ジェンダーに関する基本的な用語説明」

    ジェンダーを学ぶにあたって必要な、基礎的な用語や理論について網羅的に学びます。ここで学んだ知識が3回目以降の講座での理解を深めるため、非常に重要な回です。

  • 3回目

    「仕事とジェンダー」

    日本では、職場における意思決定過程に就く女性割合が少ないです。働く女性は増えているものの、男性に比べて非正規雇用が多く、平均的な収入格差も顕著に存在します。女性が安価で便利な労働力として活用されやすい構造の背景となる日本型雇用慣行や性別役割分業観について解説します。

  • 4回目

    「政治とジェンダー」

    日本は世界的に見て、政治分野における女性参画率がかなり低いです。その背景には、女性の参画を防ぐ様々な要因があり、多くの研究によって指摘されています。どうすれば女性議員が増えるのか、女性議員はどのような立場に置かれているのか、研究データを元にお伝えします。

  • 5回目

    「家族とジェンダー」

    「家族」というイデオロギーは、実は近年になってからできたものです。私たちが当たり前だと思っている「家族神話」や「母性イデオロギー」、「ロマンティックラブ・イデオロギー」などについて考えるとともに、家族にまつわる様々なジェンダー問題について学んでいきます。

  • 6回目

    「メディアとジェンダー」

    私たちはメディアを通じて、様々な情報を得ています。その中のひとつに、ジェンダーバイアスも含まれています。メディアの影響は非常に大きく、ジェンダー問題について考える際に、メディアの存在は無視できません。

  • 7回目

    「身体とジェンダー」

    私たちは社会から「女性らしい」外見や立ち居振る舞いを求められたり、子どもを産むかどうかについても周囲からプレッシャーを受けることがあります。しかし、自分の身体の扱い方は自分で選択することが出来るはずです。自分の身体で自分らしく生きることの意味について一緒に考えていきます。

  • 8回目

    「教育とジェンダー」

    学校教育は制度的に男女平等で、教育の男女格差は見えにくくなっていますが、実は数多くあります。学級運営や学校行事における慣習など、無意識に行われる「かくれたカリキュラム」を始めとする、教育の中における男女格差について学んでいきます。

  • 9回目

    「性暴力と性の商品化」

    望まない性的行為である性暴力について、その構造と起こりうる場面やパターンについて解説します。あわせて、性行為やそれに関連した事柄に価値がつき、商品として売買される性の商品化についても一緒に考えていきます。

  • 10回目

    「講座の振り返りとグループ発表」

    最終回では、前半で講座を通じてどんな学びを得たり変化が起きたかを振り返るワークショップを行います。後半では、グループごとに取り組んできた課題について発表します。

※毎回の講座ごとに、簡単な課題が出ます。また、講座の途中にグループで取り組む課題も出されます。

対象者 女性(性自認、もしくは戸籍上の性別が女性である方)
※ ご参加いただくにあたってジェンダーに関する知識の有無は問いませんが、本気で学びたい方、主体的に学ぶ姿勢をお持ちの方を歓迎します。
開催方法 Zoomで行います。また、受講生限定のSlackコミュニティへ参加していただきます。
定員 6人(残り枠6人)
参加費 15万円(税込)
【お申し込み後のキャンセルについて】

※キャンセル規定を設けておりますので、お申込みの前に必ずご確認下さい。

講師 安藤真由美・濵田真里
主催 ジェンダー総合研究所

申し込みフロー

本講座は説明動画を見た上で、無料体験会に参加された方のみが受講できる講座になります。
申し込みフローは以下になります。

  • ①メンバーシップ登録をする

    メンバーシップ登録をすると、同時にメルマガへの登録が行われます。
    メンバーシップの登録はこちらから行ってください。

  • ②講座の説明動画を見る

    メンバーシップ登録をいただいた方には、講座について説明している動画を共有いたします。
    無料体験会に参加される前に必ずご視聴ください。

  • ③無料体験会

    「開催中の講座・イベント」ページから、無料体験会の申し込みをしてください。

  • ④お申し込み

    体験会を経て、講座受講を希望される方はお申し込みいただき、無料体験会から1週間以内に今後の流れに関するご連絡を差し上げます。

    お申し込み後のキャンセルについて

    ※キャンセル規定を設けておりますので、お申込みの前に必ずご確認下さい。

  • ⑤受講

    計10回(約5ヶ月)の講座が始まります。

  • ⑥修了書授与

    10回中8回以上出席された方には、修了書をお渡しします。