北海道大学文学研究院の教職員向けバイスタンダー・トレーニングを実施しました

10月に北海道大学文学研究院の教職員向けFD(Faculty Development)として、バイスタンダー・トレーニングを開催しました。当日参加は約80名で、録画視聴者も含めると約120名となりました。

 

事前に動画でバイスタンダーに関する基礎知識を習得いただき、研修当日はこの動画で学んだ知識を使いながら、3つの事例を通じてバイスタンダーとしてどのように動けばよいかを考えていきました。

 

研修はZoomを利用したオンライン開催でしたが、熱心にご参加いただき、ディスカッションも活発に行われました。参加者の方からは以下のような感想をいただきました。

 

・状況をシミュレーションすることができ、対処について具体的に想像する力が高まったと思います。

・自分では思いつかなかった対処法を多く知ることができた点がよかったと思います。

・日本では少数民族に関する問題はあまりとりあげられないので重要だと改めて感じました。

・具体的事例を伺うことが出来て、とても参考になりました。また、介入する難しさがある場面では無理しないことを心がけていいと改めて思いました。

・ハラスメントの場面において、積極的な関与が必要だということを強く認識できた。

・事例を拝見し、自分が日頃無意識にバイスタンダーになるよう心掛けているように思い、このままで良いのだなと感じました。

・身近なところに差別はたくさんあるということ。自分も傍観ばかりしてはいけないということ。

・ハラスメント行動により敏感になれたと思う。

・ふだん何となく心掛けていることが正しいと思えた。今後も「差別」に敏感でありたい

・全員が受けるべき研修と思いましたので、動画視聴で良いので、職員受講必須の科目にして良いと思いました。

 

ジェンダー総合研究所では、企業や教育機関等、様々な組織に対してバイスタンダー・トレーニングを提供させていただいております。

 

特に参加型研修の企画運営を得意としています。対面研修だけでなく、ビデオ会議ツールを利用したオンライン研修等も可能です。研修の内容や日程、料金など、最適なカリキュラムをご提案しますので、ご興味のある方はぜひお気軽にご相談ください。

 

 

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